中源線とは

◆中源線建玉法の起源と歴史

中源線(ちゅうげんせん)建玉法の起源は、清の時代にいた中国の伝説的な相場師、陳雅山(ちんがざん)が残した売買法です。
値動きを分析してトレンドを判断する簡素な規定、そしてポジションを増減させるという実践的な部分が大きな特徴で、日本でも、明治、大正、昭和の初期にはプロが売買技法習得のために用いたといわれています。

◆中源線の実用性

コンピュータが発達した現代では、数式を利用したアプローチが無数にあります。しかし、ほとんどのものは「上か下か」という予測だけにフォーカスしてしまっているので、残念ながら現実的ではありません。
予測を100%当てることができない以上、外れたときの対処方法こそが大切です。また予測が当たったときであっても、ポジションを手仕舞いして利益を確保するための行動が不可欠です。
中源線には、これらの要素が極めて使いやすく盛り込まれています。

chu_chart3-thumb-340x340-805.jpg

中源線は、以下のような答えを示してくれます。

  1. 売り線/買い線……トレンドの転換
  2. 新規建玉……売り買い転換時の建玉数量
  3. 増し玉……利益を伸ばすためのポジション増加
  4. 手仕舞い……利食いのポジション操作

◆実践家による統計調査と確信

中源線建玉法の資料は、きわめて少ないうえに断片的でした。また長年にわたって伝えられるうちに多くの系統が生まれ、元の情報や有効性のあるものを見分けるのが難しい状況でした。

こんな状況の中で林輝太郎は、信頼できる相場仲間とともに膨大なデータを手作業で分析し、林投資研究所で扱っている『中源線建玉法』を完成させました。

◆単なる数式ではない

中源線は、とてもシンプルな規定で構成されています。そこには、道具としての使いやすさというプロの考え方があるのです。
単なる数式…何もしないで儲けさせてくれるもの…そんな考えをもたず、利益を上げるために中源線の長所を最大限に利用することを考えてください。

◆中源線ソフトの活用

中源線ソフト画面

中源線の規定はシンプルですが、慣れるまでは迷うことがあるでしょう。中源線のパソコンソフトは、中源線の結果をチャートや文字情報で表示してくれるので便利です。毎日のデータも、パンローリング社のWebサイトから無料でダウンロードできるので、たいへん助かります。

パソコンソフトは便利な反面、ついオモチャ的に使ってしまいますが、中源線は経験を積んだプロの結論です。
作った人間の意図と違う使い方で迷いを増やすようなことは、本末転倒です。
上手に使って、迷いのない売買を実行してください。

◆中源線ソフトを使うときの注意

  1. ソフトを使う場合でも、実際に売買する銘柄は中源線を手描きする
    常に自分の感覚を大切にしてください
  2. 中源線の基本的な規定を覚えるまでは、ソフトを使わない
    最初からソフトに頼らず、道具としてからだで使いこなすようにしてください
  3. 銘柄を乗り換える目的でソフトを使わない
    中源線は銘柄固定式の売買を前提にした手法です
  4. キザミを頻繁に変更しない
    当たり外れを気にしすぎてキザミ変更をしていると、いつも複数の答えを抱えることになります

 


◆セミナー情報


中源線基本コース

林投資研究所では現在、中源線の書籍をお持ちの方を対象に、中源線のルールをマスターして「今日から中源線チャートを描けるようになる」終日セミナー、「中源線建玉法基本コース」を開催しています。

午前10時~午後5時
(ランチ休憩1時間のほかに、小休憩があります)

詳しくは、こちらのページでご覧ください。